2月17日、第2回の春闘交渉を、東京労働会館地下会議室で開催しました。前回に引き続いて、各店舗ごとの個別の状況などをもとに、会社に賃上げを強く求めました。
周辺のスシローや同業他社の店舗とくらべて賃金が低かったり、そのために欠員が多く発生していたりするような店舗も複数あります。この点については会社も認識しており、何らかの対応が必要であることは認めています。しかし、金額としては依然全店舗ゼロ回答であり、まったく容認できる姿勢ではありません。一応会社は「これが最終回答ではなく、引き続き検討している段階だ」としており、今後有額回答を引き出すことができる可能性は残されています。
また、前回の春闘交渉では、会社は店舗個別の資料等の開示を一切拒んでいました。しかし、組合が相当強く反発し、労働委員会への救済申立て等も示唆したためか、今回の交渉ではある程度具体的な状況に言及するなど一定姿勢の変化が見られました。
現在、組合では各店舗の打ち合わせを順次開催して、ストライキの方針を確立しているところです。要求水準の賃上げ回答を引き出すには、もはやストライキしかない状況になりつつあります。引き続き、ストライキをかまえて賃上げを求めていきます。
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