あきんどスシローの持株会社であるF&L社がきょう、正社員の平均6%の賃上げを発表しました。組合からのパート・アルバイトの賃上げ要求に低額回答を続けながら、正社員の賃上げだけをすすめる姿勢は容認できません。
発表では、対象はF&L社のグループ会社(あきんどスシロー含む)の全正社員2,700人について、平均6%の賃上げ(ベースアップと定期昇給をあわせて)を行なうという内容です。パート・アルバイトは対象に含まれていません。
組合は先月、最低賃金引上げにともなう賃上げ要求を行ないましたが、どの店舗でも低額の回答にとどまりました。中には最賃引上げ分すら上げなかった店舗やまったく賃上げがなされなかった店舗もありました。会社はこのかん、売上等を理由として賃上げ要求にたいして消極的な回答をすることがままありました。また、一律の賃上げにも「店舗ごとの個別の状況」の存在を理由に拒否し続けています。にもかかわらず、正社員についてだけ一律で6%の賃上げを実施することは断じて容認できません。もちろん正社員の賃上げも必要ですが、パート・アルバイトの賃上げも不可欠です。
組合では、きょう緊急でパート・アルバイトは今回の賃上げの対象とならない理由」や「正社員については一律ベアを実施している理由等の回答を求める要求書を送付しました。回答は、届き次第速報します。
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